りらりの展示室

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zoom RSS 京都国立博物館=大覚寺の名宝展=

<<   作成日時 : 2007/09/16 18:25   >>

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     俵屋宗達 <<風神雷神図>>169.8 x 154.5 cm 17世紀

 今日は、このよく知られている俵屋宗達の「風神雷神図」(国宝)を見に行きました。
 この作品は京都国立博物館が、今月の30日まで一般公開しているもの。

 「琳派」の始祖である俵屋宗達のこの「風神雷神」は後に、琳派に大輪を咲かせた尾形光琳や江戸で琳派を大成させた酒井抱一が模写している。

 ユーモラスな風神雷神の表情も目を引くけれど、何よりすばらしいと思えるのは大胆な構図と、線の扱い、そして、色彩のコントラスト。

 とくに雷神のまとっている細い布切れに見られる線の「遊び」と勢い、そして金地に映える黒と白。
 色彩と線が織り成す、(しかし、すこしでもずれてしまうと絶妙なバランスを崩すだろう)とても心地のよい大胆なリズムがある。


 あと、美しいと思ったのは、狩野山楽による<<牡丹図>>
 牡丹の「たわわ」に咲き誇る感じや、花そのものが風にゆれ、そしてまるで生きているかのごとく自ら生気をもち、花開こうとしている様子は思わず息を呑んでしまう。。。

 襖絵は二枚あったのだけれど、岩の鋭い感じと、この生命を持つかのような牡丹が描かれている方がすき。。。(画像はありません・・・)
 
 何度か繰り返していることだけれど、やはり、植物そのものの息づかい、生気、香り・・・そういったものが見事に、手に取るように感じさせてくれる(というよりも、なんていうか、その植物の「息」の中に取り込まれるような、そういう感覚にさせる)のは、江戸期の植物をモチーフにしたもののような気がする。。。

 大覚寺の所蔵している仏像の、軍茶利明王像・大威徳明王像も必見!
 牛に乗った明王の像なのだけれど、六本ある手と、牛の角が、ものすごく美しくて力強いリズムを作っている!
 一対の腕の曲がり方は、明王にふさわしく鋭く、ほかの優美な曲線によって「甘く」なることを防いでいるうえに、絶妙な緊張感を与えてくれる。
 (・・・そうか、腕の多いものは「不自然」だけど、「構図」として美しく見せるために、これほど「オイシイもの」はないぞ、と思ったり。。。)
  とにかく、この像は、本当に力強く、重厚な空気をまとっていて、りらりはとっても気に入りました。。。


 もうすこししたら、狩野永徳展を催すことになっている京都国立博物館。
 今回の何倍も力を入れているものだから、期待したいものです。。。



 
 

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ぱん詩論
2011/06/19 16:50

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